”私の好きな女優さん第3回”

私の好きな女優さん、第3回目は成海璃子さんです。

私が成海璃子さんを初めて見たのは『神童』です。(実はTRICKで見てはいるのですが。)ピアノの映画という事で観てみたら予想以上に良かった。強気で孤独なピアノ少女を好演していました。ちょっとタイプの変わった女優さんが出てきたな、という印象でした。

その後、『瑠璃の島』を観て、緒形拳さんなどと対等に対峙するなど、早熟な女優さんだなと感心しました。

10代前半の成海璃子さんは、決して媚びないストイックさと、大人の俳優さんに対峙しても少しも引けを取らない豪胆さが特徴です。

そして、『あしたの私の作り方』、『きみにしか聞こえない』で、10代前半の天才女優としての地位を確立しました。当時の出演作からは、小鹿のような容姿と卓越した演技力を見て取れます。

ところが、16歳位から太りだしました。10代の少女の体は急激に変化します。それでも、一番太っていた頃撮影された、ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の『罪とか罰とか』では、演技力に物を言わせて大変面白い作品に仕上がっています。

その後、『武士道シックスティーン』、『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』に主演しますが、この頃から演技の質が変化してきます。繊細な演技力は影を顰めて一本調子な感が強まってきます。『少女たちの羅針盤』を最後に主演女優から遠ざかっていきます。

蛇足ながら、20歳になる一年間を追った、『RICO DAYS』なる写真集が出版されています。この写真集には、20歳の成海璃子の輝く肉体が記録されています。私は、ヘアヌード写真を公開すれば良いのにと本気で思いました。20歳の輝く肉体美を是非とも残して欲しかった。宮沢りえさんが『サンタフェ』を残したように。

成海璃子さんの特徴として、カウンター・カルチャーへの傾倒が挙げられます。
小学生の頃、椎名林檎さんに傾倒したり、ニルヴァーナの大ファンだったり、INU、村八分、猛毒、はっぴいえんどなど、昭和のロックを愛好しているなど、他の女優さんとは一味違う嗜好を持っています。そしてハイライトをふかし、高田渡、西岡恭蔵などのフォークを好むなど私達の世代から見れば、どストライクな処があります。私が成海璃子さんを応援する理由の一つです。

そんな成海璃子さんですが、『ストレイヤーズ・クロニクル』に出演し、『無伴奏』に主演、『古都』で橋本愛さんと共演するなど、復活の兆しも見えてきました。元々は高いポテンシャルを持った女優さんだけに、今後の活躍に期待したいと思います。


”『ツインズ』を観た!”

WOWOWで放映された舞台『ツインズ』を観ました。生では観られなかったので、初見です。

はっきり言って、よく判りませんでした。その場その場ではぐらかされているようで、中に入っていけない感じがしました。敢えて意味を探らない方が良いのかもしれません。原発事故の事などもあまりリンクさせずに観ました。

よく判らないけれども、この芝居では、「家族」が持っている「居心地の悪さ」といったものが表現されているように感じました。社会的側面から見れば、危ないんだけれども共同体はまだ維持されている、中途半端なペンディング状態にあるように感じられました。そのように、何もかもが「中途半端」に投げ出されているようです。

役者の方々の演技は素晴らしいものがありました。もちろん、多部ちゃんも。

多部ちゃんの演技は安定感があり、流石です。冒頭、エアピアノ(?)を弾く姿が絵になっています。(終盤でも、おじいちゃんの側でエアピアノを弾きます。)また、「イラ」の持っているどこか不気味な処も表現されています。

あまり面白い芝居じゃないので、何回も観たいとは思えませんでした。3回位観ると判るようになると思いますが。

そして、何故この芝居の題が「ツインズ」でなくてはならないのか、判らずじまいでした。(勿論、双子は出て来ますが。)






”私の好きな女優さんについて”

以前、私は多部未華子試論なる記事を書いた事があります。私の好きな女優さんについて一般的な考察を加えるとともに、多部未華子さん、橋本愛さんのお二人に共通する魅力について考えてみたいと思います。

前にも書きましたが、男性諸兄が女性芸能人に惹かれるのって、大なり小なり自らのアニマをその女優さんに投影していると考えて良いでしょう。グラビアアイドルに惹かれる場合、第1段階のアニマを投影している場合もあるでしょう。

一般的には、女優さんの場合第2段階のロマンチックなアニマの投影である事が多いのではないでしょうか。あんな素敵な女優さんとのロマンスを夢見てファンになるという事は充分考えられます。しかし、多部ちゃんと橋本愛さんに限ってみれば、私の場合もっと高次のアニマの投影であるように思われます。

多部ちゃんの場合、その神の寵愛を得たとしか思えない資質より、単に女性の枠に収まらず弥勒菩薩のような存在として顕現しているように思います。『ピース オブ ケイク』のような人間臭い恋愛を演じている時にも、その表情からは叡智が感じられます。舞台の時は顕著です。舞台に立った多部ちゃんから叡智の光が差しています。第4段階のアニマの投影です。

橋本愛さんの場合、その無垢な美しさより、聖母マリアのような存在として私には感じられます。『バースデーカード』でのウエディングドレス姿は正にそうです。第3段階のアニマの投影です。あと一歩で多部ちゃんの場合のような女性の枠に収まらない存在になるでしょう。

私がこのブログを始めるにあたって、多部ちゃんには「聖性」があると書きました。言ってみれば第4段階のアニマです。橋本愛さんにもこれに迫るものを感じます。

やはり、真に優れた女優さんは、綺麗だとか、演技力があるとかとは次元の違う何か。精神性、聖性を持っていると思います。多部ちゃん、橋本愛さんのお二人にはそれを感じるのです。

故に、このお二人は私にとってスペシャルな存在であるのです。



”私の好きな女優さん第2回”

第2回は、橋本愛さんです。

橋本愛さんの魅力は、何と言っても彫りの深いエキゾチックな顔貌でしょう。多部ちゃんと正反対の魅力です。骨組みのしっかりした顔つきなので、好みが別れる処かもしれません。私は先ず『Give And Go』の美少女然とした橋本愛さんに惹かれました。そして、『告白』から『バースデーカード』までその美しさに魅了され続けています。

そして、その確かな演技力です。『Give And Go』で既に「聾者」という難しい役をこなしています。『ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜』ではコメディを演じています。ちょっとおかしな女子大生の役を実に的確に演じています。『管制塔』では薄幸の美少女、『寄生獣』ではしっかり者の女子高生、『リトル・フォレスト』では一人で農村に住み農業を営むストイックな女性と、いろんな役を確実にこなしています。

更に私が惹かれるのは、そのエキセントリックな性格です。「コンタクトレンズ事件」、「新宿で夜中に徘徊事件」、「ロマンポルノ大好き宣言」など、他の同年代の女優さんとは一味違う魅力を持っています。『人が人を愛することのどうしようもなさ』に感動して、石井隆監督の作品を貪り観てロマンポルノにハマった処など、異常に高い感受性を感じます。高い感受性に裏打ちされているからこその演技力でしょう。

「コンタクトレンズ事件」、「新宿で夜中に徘徊事件」など、マスコミに随分叩かれましたが、実績を積んで潰される事なく映画女優として活躍しています。

これからも、『古都』、『美しい星』などの作品の公開が控えています。今後が楽しみな女優さんです。


”私の好きな女優さん第1回”

第1回目は多部未華子さんです。

多部ちゃんについてはこれまでに何度も書いている訳ですが、構わず書いちゃう。

第1にその容姿。神様が丁寧に拵えた人形のような姿。作りの細かいその顔。細いのに案外しっかりとした肢体。そんな多部ちゃんの容姿に惚れました。

第2にその活躍の幅広さ。舞台から、ドラマ、映画と活躍の場を広げ、その全てにおいて余人の及ばぬ実績を残しています。特に舞台での活躍が見逃せません。『農業少女』での清冽な百子、得てして退廃的な妖艶さが重視されるにも拘らず、我儘で可憐な少女を演じた『サロメ』など、ダンスで鍛えた身のこなし、運動神経、それによく透る澄んだ声で演じてきました。多部ちゃんの舞台では、演出家のロリコン志向が見え隠れしているように思います。「永遠の少女」、それが多部未華子なのです。

映画では、『HINOKIO』、『青空のゆくえ』、『夜のピクニック』を始め、『君に届け』、『深夜食堂』、『ピース オブ ケイク』など、確かな演技力で魅せてくれました。

ドラマでは、『デカワンコ』などのコメディーから、『つばさ』、『鹿男あおによし』、『山田太郎ものがたり』、『ラストホープ』、『大奥』、『ドS刑事』など全く毛色の異なった役をこなし企画の浅薄さから失敗作に数えられるような作品まで手を抜く事なく演じ切ってきました。

映像作品については書けばキリがないので、この辺りで止めておきますが、「女優 多部未華子」ブランドは不動のものになりつつあります。

第3にその素顔のナチュラルさが挙げられます。バラエティ番組などで見せる素顔(素顔を見せない女優さんも沢山います。)の身も蓋もなさ、マイペースな態度はファンにはたまりません。

第4に、あまり露出が多くない事が挙げられます。露出が少ないのはニーズがないからと云えば身も蓋もありませんが、「皆は知らないだろうけど、私は昔から知っている」的な優越感に浸る事ができます。

そんな多部ちゃんですが、今、転機が訪れようとしているように見えます。何方かと云えばソリッドな印象を持ったお顔が柔らかくなっているのです。右頬のエクボもより深くなっています。私は昔のソリッドなお顔が好きなのですが、この変化はなんなんでしょう。メイクのせいでしょうか。それとも大人の色気が備わってきたのでしょうか。『仰げば尊し』を観て気になりました。人間、歳とともに変化するのが宿命ですが、多部ちゃんがどのように進化していくのか、注意深く見守っていこうと思っています。


”劇場で観た『バースデーカード』”

本日公開の『バースデーカード』、劇場で観てまいりました。

岡山駅にほど近いシネコンで観たのですが、観客はまばらでちょっと寂しい。

まだ、『君の名は。』は大盛況のようです。

また、『種まく旅人 夢のつぎ木』が岡山先行公開で、舞台挨拶なども行われたようで盛り上がっていました。

しかし、『バースデーカード』は閑古鳥。

劇場のスクリーンで観た感想は、やはり「屁のような」映画かな。

あざとく泣かせるようなシーンは極力避けてあり、盛り上がるシーンもないので、宮﨑あおいさん、橋本愛さんのファンの私のような人間は清潔感ある本作を楽しめるのだけども、そうでない人々にとっては、「屁のような」映画だと思うのではないでしょうか。

上演後、エンドロールが始まると同時に数人が席を立ちました。不愉快ですね。

隣に座った女子高生風の女の子はハンカチを握って、涙を拭っていました。

やはり、本作のように中小規模上映作品でヒットする事は難しいでしょう。

宮﨑あおいさんと橋本愛さんの共演なんて私にとっては超豪華に思えるので、一人でも多くの人に観てもらいたいものです。

この作品は、平板で盛り上がりがなく、そのくせ清潔感があるので何度でも観ようという気にさせられます。
諏訪や小豆島の自然もいいので画面が綺麗ですし。

BDが出たら欲しいですね。





”私の好きな女優さん10人”

思えば、『スウィング・ガールズ』で上野樹里さんを観て、若い女優さんに興味を持ち始めて12年が経とうとしています。上野樹里さんから始まって、『夜のピクニック』で多部患いに罹患し10年。どんどん新しい女優さんが活躍しています。そこで、私の贔屓の女優さん10人を選んでみる事にしました。

  1. 多部未華子
  2. 橋本愛
  3. 成海璃子
  4. 宮﨑あおい
  5. 上野樹里
  6. 蒼井優
  7. 北乃きい
  8. 夏帆
  9. 榮倉奈々
  10. 芳根京子

ざっと以上のような顔ぶれになりました。

これから、暇をみてこれらの女優さんについてお一人ずつコメントしようと思います。

”『バースデーカード』もういっちょ”

『バースデーカード』、都合4回観ました。リビング試写会が土、日曜のみなので、一日2回ずつ観ました。

「屁のような」映画だと書きましたが、静謐で透明感のある映画だとも思いました。

橋本愛さんのエキセントリックな魅力は観られませんが、透明感のある演技が堪能できました。

あまり存在感のある映画ではありませんが、爽やかで優しい気分になれる映画です。

こんなのもアリかな、と思い直しました。

感動シーンになりそうな所は微妙に回避した演出になっています。変化球が活きています。

小学生の紀子を演じている子役は篠川桃音ちゃんではないでしょうか? 『リトル・フォレスト』で小学生のいち子を演じていました。

中学生の紀子を演じている女優さんはどういう方でしょうか。透明感のある印象的な子でした。

しかし、4回観なけりゃいい所が判らないというのにも困った。私の眼は節穴です。


”『バースデーカード』を観た!”

映画『バースデーカード』を観ちゃいました。ひかりTVのリビング試写会というのに当たって公開前に自宅のTVで観ました。

第一印象は、「淡白な映画だなぁ」。あざとく泣かせるシーンも無く、これといった蹉跌もないままに終わりました。

悪く言えば、「屁のような」映画でした。

諏訪の美しい自然に囲まれて、飽く迄も明るく物語は進行します。どちらかと言えばエキセントリックな印象の橋本愛さんで、なぜこのような映画を撮ったのか。イメージチェンジを図ったのでしょうか?

ウエディングドレスの橋本愛さんは綺麗でしたが、橋本愛さんである必然性があったのでしょうか?

このようなハートウォーミングストーリーに宮﨑あおいさんはぴったりでしたが、橋本愛さんは彼女の個性を活かし切れていないように感じました。しかし、橋本愛さんの演技力には確かなものがあるので、無い物ねだりなのかも知れません。

それでも、不快なシーンは無いので何度でも観られます。私はやはり劇場に観に行く積りですが、その時には何か新しい発見があるかな。


『ちはやふるー下の句ー』

『ちはやふるー下の句ー』を観ました。

やはり、『上の句』に比べるとやや散漫で、カタルシスに欠けるように感じました。

広瀬すずさんの演技は堂々たるもので、完全に一軍先発ローテーション入りと言っていいでしょう。

また、『下の句』のキーパーソンであるクイーンの松岡茉優さんの演技が出色です。
左利きだからキャスティングされたのでしょうか?
それにしてはキャラがハマりすぎです。『桐島、部活やめるってよ』や『リトル・フォレスト』の時とはまるで違う。演技の幅の広い人だな。

近江神宮ロケを期待しましたが、競技かるたは和装でやる訳じゃないので、あまり活きてませんでした。

全体的に、続編ありきっていう感じで映画の完成度は『上の句』の方が高く感じられました。


プロフィール

marrella

Author:marrella
多部ちゃんと橋本愛さんと音楽と写真が大好きなオヤジです。
徒然にお二人の事や身の回りの事を書いています。
横着者なもので、スローペースでやっていきます。
よろしくお願いします。

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