”『物置のピアノ』”

知らぬ間にTポイントが貯まっていたので、Yahooショッピングで『物置のピアノ』をポチりました。芳根京子さんの初主演映画(2014年)です。

舞台は震災の1年余り後の福島県桑折町、芳根京子さん演じる宮本春香は高校3年生。内気な春香は要領がいい姉の秋葉にコンプレックスを感じながら、物置のピアノを奏でる事が唯一の安らぎでした。

宮本家は桃農家です。春香の祖父正賢が栽培している桃は美味しいけれど、風評被害で売れない。

そして、浪江町から避難してきた会川康祐との淡い恋。

桃農家として後継者問題、風評被害などから祖父正賢は認知症を発症し、物置に隠れてタバコを吸っていて物置を燃やしてしまう。音の出なくなったピアノ…

春香は将来に悩むが、音大受験を決意する。

と云ったお話です。

芳根京子さんは初主演という事もあって、フレッシュな魅力が溢れています。
容貌はまだまだ幼く、高校3年生には見えません。
まだまだ芸風が固まっておらず、『オモコー』で見せたような元気が見られません。

大器の片鱗は窺えるものの、主演としてのパワー不足を感じました。

そして、気になったのがクライマックスシーンに唱歌『故郷』が使われている事です。
私は自分の故郷で山で兎を追った事はありません。小鮒を釣った事もありません。
通学路はコンクリートの舗道でした。『故郷』は浅薄なステレオタイプの故郷像しか与えてくれません。
皆で合唱する『故郷』で一気に映画の質が落ちました。

この映画のテーマは、『すみれの花咲く頃』にちょっと似ています。
東北の田舎町で夢を抱えながら現実との狭間でもがく。
違いは、春香が音大を受験する所で映画が終わる事です。
『すみれの花咲く頃』でははっきりしなかった将来像がこの映画でははっきり示されています。

この映画は、誰にでも薦められるものではありません。
芳根京子さんのデビュー作としては、多部ちゃんの『HINOKIO』、橋本愛さんの『Give And Go』などに比べて鮮烈度が不足しています。

とは云え、可憐な芳根京子さんを観る事ができるので、私的には満足しています。





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Author:marrella
多部ちゃんと橋本愛さんと音楽と写真が大好きなオヤジです。
徒然にお二人の事や身の回りの事を書いています。
横着者なもので、スローペースでやっていきます。
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